【原神】第3世代のiPhone SEでスマホゲームはどれくらい快適に動作する?[A15 Bionic]

-原神

今回は、第3世代iPhone SEとスマホ版の原神についてのお話です。

2022年3月18日に発売された第3世代のiPhone SEですが、その頭脳(SoC)にiPhone 13と同じ[A15 Bionic]が搭載され、さらに価格が57,800円から購入できると話題になりました。

※2022/7/1追記:為替の影響を受け、公式価格は62,800円に値上がりしました。

各キャリアの割引キャンペーン効果もあり、5G対応のミドル帯スマホとして新規購入や乗り換えで人気の機種になりそうな様子です。

ショウT
ショウT

私はこの機会に、長年使用していたiPhone 8から第3世代iPhone SEに乗り換えました!

そこで今回は、第3世代のiPhone SEでスマホ版の原神がどれくらい快適に動作するのか、iPhone 8との比較を行ってみました。オススメの画質設定や端末のベンチマーク結果も掲載しておりますので、是非ご一読ください!

【原神】第3世代のiPhone SEでスマホゲームはどれくらい快適に動作する?[A15 Bionic]

iPhone SEについて

スペック情報

モデル名iPhone 8iPhone SE 3iPhone 13
SoCA11 BionicA15 BioniA15 Bioni
CPU高性能コア x2
高効率コア x4
計6コア
高性能コア x2
高効率コア x4
計6コア
高性能コア x2
高効率コア x4
計6コア
GPU3コア4コア4コア
Neural Engine2コア16コア16コア
RAM2GB4GB4GB
解像度1,334 x 7501,334 x 7502,532 x 1,170
バッテリー容量1,821mAh2,007mAh3,227mAh
発売時期17年09月22年03月21年09月
iPhoneの比較表

まずは簡易的なiPhoneのスペック比較です。

なお、ゲームパフォーマンスに直接関係のないカメラや充電などの項目については、Apple公式の比較ページをご確認ください。

第3世代iPhone SEはiPhone 13と同じSoCを搭載しているため、[CPU]や[GPU]・[RAM]などの頭脳部分は同じ状態です。ただし、[画面の解像度]や[バッテリー容量]では、サイズが小型な分、iPhone 13より劣っています。

iPhone 8との比較では、[GPU]が3コアから4コアに増え、[RAM]も倍の4GBに増加しています。後ほどベンチマーク結果でも触れますが、同じコア数の[CPU]も処理能力が向上しています。そして何より、[Neural Engine]が2コアから16コアまで増加しています。サイズやデザインでは、SEと8に大きな違いはありません。

4年半も経つと、流石にスペック部分では結構な差が出ていますねー

ちなみにNeural Engineとは、SoC内にある機械学習関連の処理に特化した機能のことです。具体的にどのような処理を行っているのか、Appleは詳細を公開していませんが、iPad Airのプレスリリースでは下記のような紹介がされています。

Appleが設計したA12 BionicチップNeural Engineは、先進的な機械学習とCore MLを使って、次世代のアプリケーションとiPadのワークフローを動かし、魅力的なAR体験や、3Dゲームの中でのフォトリアルなエフェクト、そしてアプリケーション内での目を奪うようなグラフィックス性能を実現します。

プレスリリース 2019 年 3 月 18 日

このことから、Neural Engineもゲームパフォーマンスの向上に一役買っていると思われます。

第3世代iPhone SEのスペック情報をざっくりまとめると、見た目や使い勝手はiPhone 8のまま、頭脳部分がiPhone 13と同等になっているようなイメージです。

原神とは?

今回、動作確認を行う【原神】についても簡単にご紹介します。

原神は[PCスマートフォン(iOS/Android)PS4PS5]のプラットフォームで遊ぶことができる、オープンワールド式のRPGゲームです。

2020年9月28日のサービス開始以降、「アニメスタイルな世界観」や「クオリティの高いグラフィック」・「元素反応などのユニークなゲーム性」が評価され、今では世界中にファンを抱える大人気ゲームになっています。

プラットフォーム間でのデータ連携ができるため、「自宅ではPCやPS5で遊びつつ、外出先ではスマートフォンで遊ぶ」といった、プレイスタイルの幅広さも特徴の一つです。

どのプラットフォームで始めても、あとから別のプラットフォームへの移行や連携は可能ですので、興味のある方は是非この機会に始めてみてはいかがでしょうか!

ちなみに私は普段、PC版とスマホ版で遊んでいます👍

画質設定ごとの比較

スクリーンショットの比較

スマホ版の原神には[最低・低・中・高・最高]の5段階で、画質設定プリセットが用意されています。

そのうちの[][][]のプリセットでゲーム画面を撮影したのが、下記掲載の画像です。

  • 画質プリセット [低]

それぞれ画像の比較を行うと、[低]設定ではキャラクターや背景がぼやけており、質感も全体的にのっぺりとした印象になっています。対する[中]・[高]設定では、キャラクターや背景がぼやけることはなく、桜が舞い散るエフェクトまでしっかり描写されています。

[中]と[高]を比較すると、影や色合いの濃淡に違いが見受けられます。特に雲や桜の木に注目すると、[高]設定の方がより濃淡がハッキリしており、グラデーションも細かく表現されています。そのため、[中]に比べて鮮やかな印象があります。

アクションだけではなくグラフィックも楽しむならば、できれば[中]設定以上で遊びたいところですね!

プリセットごとのデバイス負荷

スマホ版の原神には、「現在のグラフィックス設定だと、どれくらい端末に負荷がかかるのか」を教えてくれる機能が備わっています。

【iPhone SEのデバイス負荷状況】

  • 画質プリセット [低]

各プリセットごとに、iPhone SEのデバイス負荷状況を確認すると、[]設定まではスムーズな状態が維持できているようです。ただし、[最高]設定にすると負荷が非常に高い状態になります。

実際に遊んでみた所感としては、[高]設定でも長時間安定して遊べていました。デイリー消化や秘境周回中にアプリが落ちることはなく、スマホが熱くなり過ぎることもありません。とても快適です!

【iPhone 8のデバイス負荷状況】

  • 画質プリセット [低]

対するiPhone 8では、[]設定の時点でデバイス負荷がやや高い状態です。[中]設定以降はすべて負荷が非常に高い状態で、iPhone SEとの性能差が目立っています。

実際に遊んでみた所感としては、[低]設定でもスマホがかなり熱くなり、アプリが強制終了してしまうことも度々ありました。なお、iPhone 8は原神公式サイトの【推奨デバイス一覧】に含まれておりませんので、その点はご留意ください。

iPhone 8ではスペック的に厳しかったので、今までスマホ版では濃縮樹脂の作成くらいしかしていませんでした。iPhone SEであれば、戦闘シーンのあるデイリー消化なども楽々こなせそうです!

iPhone SEオススメの画質設定

第3世代iPhone SEのオススメ画質設定

ある程度の時間を安定した状態で遊ぶためには、[現在のデバイス負荷]ゲージが[スムーズ]な状態になるよう調整する必要があります。ゲージ半分以下を目安に、画質調整を行いましょう!

グラフィックを重視する場合は、プリセットの[高]設定をベースに、モーションブラーなどを好みに合わせてOFFにすると丁度よさそうです。

動きに滑らかさが欲しい場合には、プリセットの[中]設定をベースに、フレームレートを60fpsに変更すると丁度よさそうです。もちろん[高]設定をベースにしても、負荷はやや高い状態になりますが60fpsで問題なく遊べますよ!

ベンチマーク結果

ここからは、iPhone SEとiPhone 8のベンチマーク結果を比較していきます。

なお、両端末ともiOSのバージョンは[15.4]で、低電力モードは使用しないなど設定は統一しております。

Geekbench 5 [CPU]

iPhone SEのベンチマーク結果
iPhone 8のベンチマーク結果

まずGeekbench 5の[CPU]テストでは、iPhone SEが[S:1739 / M:4666]・iPhone 8が[S:927 / M:2420]というベンチ結果になりました。8からSEに変えることで、シングルコアでは約1.88倍・マルチコアでは約1.93倍も性能が上がっています。

Geekbench 5 [CONPUTE]

iPhone SEのベンチマーク結果
iPhone 8のベンチマーク結果

続いてグラフィック性能を測るGeekbench 5の[CONPUTE]テストでは、iPhone SEが[10947]・iPhone 8が[3867]というベンチ結果になりました。8からSEに変えることで、約2.83倍もグラフィック性能が上がっています。

3DMark [Wild Life]

iPhone SEのベンチマーク結果
iPhone 8のベンチマーク結果

最後にグラフィック性能を測る3DMarkの[Wild Life]テストでは、iPhone SEが[7882]・iPhone 8が[3406]というベンチ結果になりました。8からSEに変えることで、約2.31倍もグラフィック性能が上がっています。また、平均フレームレートも同じく約2.31倍向上していました。

おまけ:iPhone SE3の割引キャンペーン

iPhone SE3 128GBモデルが実質12,000円
iPhone 8 256GBの売却額

発売されたばかりのiPhone SE3ですが、販売店によっては早速、割引キャンペーンが実施されています。上記の画像は、2022年6月末に家族分の端末を更新した際のものです。

このケースでは、ビックカメラ内のドコモショップにて、iPhone SE3 128GBモデルが一括37,000円で販売されていました。そこにビックポイント25,000円分が付与されて、端末代は実質12,000円です。通信プランは【MNP利用でギガライトプランに申込み→即日ahamo 20GBプランに切り替え】で月額2,970円になっています。

販売店によっては、もっとお得なキャンペーンを実施している所もあるようです。iPhone SE3の購入を検討されている方は、是非チェックしてみてください!

狙い目は[商業施設で見かける出張販売イベント]や[月末の家電量販店]だそうですよ。

余談ですが、4年近く使用していた旧端末のiPhone 8は売却しました。SE3の端末代(実質)が回収できたので何よりです👍

最後に

今回は、第3世代のiPhone SEでスマホ版の原神がどれくらい快適に動作するのか、iPhone 8との比較を行いました。結果は、第3世代 iPhone SEであれば、[高]設定でも安定してスマホ版の原神が遊べそうです。

ベンチマークで比較してみてもその差は歴然で、端末性能の向上具合に正直驚きました…

iPhone 8からの乗り換えでは、指紋認証が継続して使える上に、サイズが同じなのでスマホケースも流用できます。外見や使い勝手に変化はなく、端末の性能アップ&5G対応が行えたので個人的には満足でした。

それでは!

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