【MSI Afterbuner】ゲーム画面上にFPSやVRAM温度を表示させる方法

-ツール系

ゲーム画面上にFPSを表示させるだけならば【GeForce Experience】で事足りるのですが、そこにCPUやGPUの使用率なども表示させ、さらにレイアウトもある程度自分で整えたいとなると、【MSI Afterbuner】がベターな選択になります。

また、【MSI Afterbuner】と【HWiNFO】を組み合わせることで、グラフィックボード上にあるVRAMのジャンクション温度も表示させることが出来るようになります。

RTX 30xxシリーズの一部モデルに搭載されているVRAM[GDDR6X]は、負荷がかかると100℃前後の高温になることもあるようです。VRAMがアチアチになっていないか、温度をモニタリングしておきたい方も結構多いのではないでしょうか…

ショウT
ショウT

ゲーム中の高負荷時に、各パーツがどれくらいの温度になっているのか一目で分かるのは嬉しいですね

そこで今回は【MSI Afterbuner】を利用して、ゲーム画面上にFPSやVRAM温度などのパフォーマンス情報を表示させる方法をご紹介します!

【MSI Afterbuner】ゲーム画面上にFPSやVRAM温度を表示させる方法

MSI AfterbunerとHWiNFOの導入

まずは必要なツールの導入を行いましょう。
簡単にではありますが、下記にダウンロードページとインストール手順を記載します。

【MSI Afterbuner】の導入手順

MSI Afterburnerのダウンロードページにアクセスし、[Download Afterburner]ボタンを選択します。

入手したzipファイルを展開し、中にある[MSIAfterburnerSetup464.exe]を実行します。その際、付属の【RivaTuner】も必ずインストールしておきましょう。

※RivaTunerも必ずインストールする
セットアップ完了時の画面

この【RivaTuner】にて、オーバーレイ表示する位置やサイズの調整を行います。
【Afterburner】を起動すると【RivaTuner】も毎回同時に起動しますが、OSD機能を使う上で必要になりますのでご留意ください。

それぞれ規約に同意し、任意のインストール先を指定したうえで[次へ]進み、最後にセットアップの[完了]ボタンを押しましょう。

【HWiNFO】の導入手順

HWiNFOのダウンロードページにアクセスし、[Free Download]ボタンを選択します。

ちなみに[Local(U.S.)]を選択すると、余計なページ移動が無くダウンロードが少し楽です。ダウンロードが完了したら[hwi_xxx.exe]を実行し、任意の保存先にインストールしましょう。

ダウンロードページ
インストール画面
アプリ起動直後の画面

後ほど、アプリ起動後の[Settings]から、VRAM温度を【Afterburner】経由で表示させるための設定を行います。

【MSI Afterbuner】と【HWiNFO】の導入が完了したら、次はOSDの設定を行いましょう!

オンスクリーンディスプレイ(OSD)の設定

まずは【MSI Afterbuner】を立ち上げ、ゲーム画面上にFPSなどのパフォーマンス情報を表示させるための設定を行いましょう。

OSDの設定画面を開く

Afterbunerのメイン画面

【MSI Afterbuner】を起動すると、左端に[歯車]アイコンがあります。

その[歯車]アイコンをクリックし、[MSI アフターバーナーのプロパティ]を開きましょう。

[モニタリング]のタブを選択しましょう

プロパティ内の[モニタリング]タブから、OSDの設定を行います。

OSDを有効化する

表示させたいパフォーマンス情報のOSDを有効化しましょう。

1の赤枠内には、モニタリングできる項目が並んでいます。表示させたい項目の左側に✔マークが入っているか確認しましょう。

2の赤枠内では、[オンスクリーンディスプレイでの表示]の有効化が行えます。1の赤枠内よりゲーム画面上に表示させたい項目を選択し、2の赤枠内で✔を入れましょう。

OSDが有効になると、1枠内のプロパティに[場所OSD]と表示されます。

3の赤枠内では、ゲーム画面上での表示形式が選べます。[text]を選択すると[30%]といった数値が表示され、[graph]を選択すると数値の推移がグラフ形式で表示されます。

また、[…]ボタンを押すと、表示デザインの編集ができます。

表示デザインの編集

この項目では、ゲーム画面上にパフォーマンス情報を表示させる際の、フォーマット(4種類)やカラーを設定できます。

[Apply]ボタンを押すと設定が即時反映されるので、実際のゲーム画面上を確認しながら、見やすいデザインに調整してみましょう。

自分は[moden mono]の[黄色]単色設定がお気に入りです。

項目をグループ化する

項目をグループ化することで、表示がスッキリまとまります

まとめて表示させたい項目はグループ化しておきましょう。

例えば、使用率や温度・消費電力などの項目を横一列に並べて表示したい場合には、[Override group name]を編集します。

上の画像では、[CPU clock]・[CPU power]・[CPU temp]・[CPU 使用率]の項目に、それぞれCPU名の【5950X】を入力しています。
そうすると、CPUに関する項目が横一列に並んで表示されるようになります。

GPUやVRAMなどの項目も同様に編集することで、レイアウトがスッキリしますよ!

RivaTunerの設定

【MSI Afterbuner】だけでは、ゲーム画面上に表示するオーバーレイの位置やサイズ調整ができません。【RivaTuner】を使い、ゲーム内のUIに被らないよう上手く表示位置を調整しましょう。

RivaTunerを起動する

【RivaTuner】は、【MSI Afterbuner】を立ち上げると同時に起動します。最小化された状態になっていることが多いので、タスクバーより青いモニターアイコンをクリックし、管理画面を開きましょう。

個別にアプリを立ち上げる場合には、デスクトップ上に作成されたショートカットから起動するか、インストール先の[RTSS.exe]からも起動できます。

RivaTunerを個別導入する場合

【RivaTuner】が導入できていなかった場合は、ダウンロードページ下部にある[Download Version]よりzipファイルを入手し、別途インストールを行いましょう。

表示する位置・サイズの調整

RivaTunerの起動画面

1の項目をONにすると、OSDが有効になります。

2の項目では、表示するフォントが変更できます。下三角ボタンを押すことで、MS明朝などのフォント選択ができる他、フォントサイズの変更も行えます。

3の項目では、表示サイズの拡大縮小が行えます。フォントサイズの変更でもある程度の調整はできますが、こちらは微調整をする際に便利です。

4の項目では、表示位置の調整が行えます。上にある枠の四隅から、基準となる箇所を選択し、そこからどれくらい離して表示するのか、数値を入力し調整します。

VRAM温度を表示させる

VRAMのジャンクション温度を表示させるには、【MSI Afterbuner】と【HWiNFO】の連携が必要です。以下の手順にて設定を行いましょう!

HWiNFOの設定

起動直後の画面より[Settings]を選択
[Shared Memory Support]に✔を入れる

まずはHWiNFOを起動し[Settings]を開きます。[General/UI]のタブ内にある[Shaerd Memory Support]にチェックを入れて、HWiNFO側の下準備は完了です。

MSI Afterbunerの設定

次はMSI Afterbuner側の設定です。[モニタリング]タブを開き、下記の手順にてVRAM温度の項目を追加します。

  1. [アクティブハードウェア監視グラフ]横の[…]ボタンを押す
  2. [HwInfo.dll]を選択する
  3. [setup]ボタンを押し、[HwInfo plugin settings]を開く
  4. [Add]ボタンを押し、[Add new data source]を開く
  5. リストより[GPU Memory Junction Temperature]の項目を選択する
  6. [OK]ボタンを押し、最初の[モニタリング]タブまで戻る

[アクティブハードウェア監視グラフ]のリストに[GPU Memory Junction Temperature]が追加されていればOKです。

[OSDでの表示]を有効化し、ゲーム画面上にVRAM温度が表示されているか確認を行いましょう!

ちなみに自分は、[VRAM]グループを作成し、そこにVRAMの温度・使用率・動作クロックの項目をまとめています!

最後に

便利なOSD機能ですが、ゲームによっては動作が不安定になることもあるようです。そういった場合には使用を中止するか、設定の見直しを行いましょう。

余談ですが、Steamのオーバーレイ機能と競合してしまう場合は、【RivaTuner】の[Custom Direct3D support]をONにすることで改善することもあるようです。

それでは皆さん、よきゲームライフを!

コメント

  1. トレント より:

    ゲーム中にFPSとPCへの負荷を確認したくてこの記事にたどりつきました、無事設定できましたありがとうございます。
    設定中に一点気になったのですが、MSI AfterburnerやHWiNFOで表示されているデータとWindows標準のタスクマネージャのデータ、CPU使用率だけ値が違うのですがどこか設定項目があるのでしょうか?具体的にはタスクマネージャ上では80~100%になるようなCPU使用率が表示されているのに、MSIやHWiNFOだと40%前後で実際のプレイは快適です。どちらかが間違っているか設定のミスでしょうか?

    • ショウT より:

      トレントさん
      コメントありがとうございます。
      この記事がお役に立てたようで何よりです!

      CPU使用率について私の環境でも確認したところ、トレントさんと同じようにタスクマネージャー側のCPU使用率が倍近く高くなっておりました。
      試しにBIOSからSMT(HTT)を無効化して、16コア32スレッド→16コア16スレッドの状態で再確認したところ、今度はMSIやHWiNFOと近しい数字になりました。(ただし、更新タイミングの違いからか全く同じ数値ではありませんでした。)
      断言はできませんが、表示されている使用率がハイパースレッディング込みなのかコアベースなのかによる違いな気がします。
      そのため個人的には、おそらく設定ミス等ではないと思います。

      確証が得られない回答で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

      • トレント より:

        お返事ありがとうございます。なるほど、HWiNFOのセンサー画面をよく見てみたらCPU使用率の欄が2つありました。同じCPU使用率という表現でもそもそもの値の出し方が違うんですね。皆さんブログやYoutubeでのベンチマークでは主にMSI Afterburnerで出せる方?を参考にしているみたいなのでそっちを目安に画質やFPSの調整してみます。

タイトルとURLをコピーしました